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デジタルのさらなる活用でお客様満足度の向上を目指す経営計画の策定も支援
【東京発:2021年2月4日】アクセンチュア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:江川 昌史、以下アクセンチュア)は、T&D保険グループの大同生命保険株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:工藤 稔、以下大同生命)と共同で開発し、大同生命が2020年4月に導入した「医務査定AI」のビジネスモデル特許を共同で取得したことを発表します。
保険契約締結までの重要な業務の一つである医務査定は、デジタルの活用によるさらなる効率化・迅速化が望まれていた一方で、査定担当者の医学的な知識を前提とする見落としの許されない確認項目が数多く存在しており、一律でのルール化(自動化)が非常に困難な領域でした。AIを活用した本ソリューション、「医務査定AI」によって大同生命は、保険申込者の病歴や健診結果などのデータに基づいて査定結果を予測することができ、査定者の判断をサポートする情報提供が可能となりました。また、本ソリューションでは、アクセンチュアのAIグループに所属するデータサイエンティストと保険業務コンサルタント、クラウドエンジニアなどが共同で、医務査定を実務的にサポートするアルゴリズムを実装することで、医務査定時の判断に影響を与える因子の特定を実現しました。これによって、従来の汎用的なAIソリューションでは実現困難であった「AIによる判断プロセス」を可視化し、ブラックボックス化が懸念されるAIモデルの事後検証が可能となり、予測モデルの継続的な精度向上につながります。「医務査定AI」は、医務査定業務でAIを活用することにより、大同生命社内の医務査定者を支援し、お客様へのサービス提供までの時間短縮を実現するソリューションです。